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2007年3月21日 (水)

煙害

 昨日の夜中、数ヶ月ぶりの雨が少しだけ降った。実はこの雨、人工的に降らされたものだそうだ。現在チェンマイを含むタイ北部は煙害が深刻化している。その煙害を緩和するため、農業・協同組合省の王室人工雨農業航空局が16日、人工的に雨を降らせるため航空機3機を使って8種類の科学剤を北部の空中に散布したのだそうだ。数日前のテレビのニュースでも、航空機が化学剤を散布しながら飛行している映像が流されていた。

 この煙害の原因は野焼きやそれに伴う山火事。この時期には野焼きが行われるのだそうだが、例年は風で煙が吹き流されるが、今年は北部一帯に滞留しているようだ。さらに、今年は湿度が低いため野焼きが延焼してしまい、山火事が発生しているという。チェンマイでは2地区が煙害地域に指定され、チェンライ県では緊急事態が宣言されたそうだ。この煙害で目やのどの痛みを訴える人が続出、また、視界が悪化し航空機の欠航または遅延も相次いでいるようだ。さらには観光客の減少も心配されているという。

 チェンマイでは煙の発生量を減らすため、屋外のバーベキュー店や路上の焼き鳥屋の店主らに対し、肉を焼くことを辞めるよう要請したとか。また、水を散布して煙を減らすため、例年4月中旬に行われる水掛け祭りを4月初旬から始めることも検討しているという。とりあえずの対策もいいが、今ゴミ問題を含めたタイの環境問題は真剣に考えなくてはいけない問題だ。

記 寛人

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