2007年4月13日 (金)

今年の4月は・・

Photo_45 4月はタイで最も暑い月といわれていますが、今年は記録的な猛暑になるという長期予報が出ていて、例年よりも早くから暑~い日が続いています。雨も殆ど降らないこの気候が5月半ばまで続くという予報にうんざりしていたら、昨日雷とともに本当に久し振りの雨が降りました。丁度タイのお正月ソンクラーン前日。オフィスの窓からは縫製のスタッフ ゲーさんを雨に濡れないようにと手をイッパイイッパイ伸ばして傘をさしかけバイクまで送るタンの姿。優しい奴です。雨が降った後のバーンロムサイの木々の緑が鮮やかで、今朝の散歩でも命あるものすべてが久しぶりの雨に喜んでいる様に感じました。恵の雨です。 というわけで、昨日の雨の後は心地よい風が吹き、久し振りに気持ちよく眠ることができました。それまでは、とにかく暑かった!昨年はソンクラーンが終わるまでは扇風機をつけるのを我慢しよう・・と、そして出来た記憶があるのですが、今年は我慢できませんでした。おそらく冷房をガンガンにつけすぎるタイの電気消費量もすごいことになっているのでしょう。

4月に入って間もなくのこと、「うわぁ~、きれい!」と闇の中で息を呑む幸せな夜がありました。美和さんの家の裏にこの時期には珍しく蛍がたくさんやってきたのです。それはそれはきれいでした。その一方で同じ時期、我が家では蜂の大軍が押し寄せ、洋服箪笥を開けたとたん20匹以上の蜂が飛び出てきて「うわぁ~!」と絶句・・。蚊帳のまわりに飛び交う蜂の羽音で目が覚める不幸せな朝が2日続き、最近やっと蜂たちは去ってゆきました。何故美和さんの家には蛍でうちは蜂なの?!と不満に思いつつも、ちょっと不思議な4月を迎えています。バーンロムサイのブーゲンビリアには小さな白い花が咲き、ソンクラーンには満開になるゴールデンシャワーの黄色も目に眩しい色になってきて、暑いのはしんどいけれど、今年もタイの夏を迎えているんだな、と実感している今日この頃です。

記 麻生

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2007年4月 4日 (水)

ぎざぎざフルーツ

Dsc00305タイに来ておもしろいものを発見するのは、私の楽しみの一つです。今日はキッチングッズをご紹介いたします。タイではカービング(フルーツや野菜を彫刻のようにカットする技)が有名です。よくスーパーマーケットで売られているカットフルーツの表面がきれいに波のようにカットされているのを見て、さすがカービングの国、スーパーで売るフルーツにまでこんな細かいことをするなんてと思っていました。でも実はこれ、一本のナイフでカットするだけで簡単にできるのです。タイにはいろいろな種類のめずらしいナイフがあります。ソムタム(パパイヤサラダ)用の一度に千切りができるナイフや、先がフックのように曲がったナイフ、よくわからない機能がいくつもついたナイフなど。そしてこれが私の一番お気に入りナイフです。技術いらずで簡単にフルーツがおしゃれな見栄えになるのですから大変重宝しています。これでカットするだけで表面が写真のマンゴーのようにぎざぎざラインが入ったようになります。またこのナイフでカットしたきゅうりを添えればタイ風の一皿に変身します。お客様のおもてなしにちょうどいいのでお土産に是非どうぞ。そうそう値段は300円くらいだったかな?!

記 ようこ

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2007年4月 2日 (月)

年下のだんな

Photo_44  2月から縫製スタッフとして働いているデーンさん。年齢は38歳でお子さんが2人いる。忙しい時は20時ぐらいまで残業してもらっていたのだが、いつもイケメン風の若いお兄ちゃんが迎えに来ていた。見た目からして息子に違いない!と確信していた私。ある日彼が縫製場まで迎えに来たので、「サワディーカー、息子さんですか?」と自信たっぷりで聞いたところ「フェーン(夫とか恋人という意味)です!」と、イケメン風の顔がこわばってしまった。若い旦那さんがいるなんて聞いていなかったので、私もびっくり。一回りほど離れたカップルで、デーンさんには前夫との連れ子が1人と今のだんなさんとの間に2歳の子どもが1人。デーンさん曰く「家には3人の子どもがいるのよ。」と、旦那さんも子どもの内に入っているらしい。

 「でもやっぱり旦那は年寄りより若い方がいいよねー」とアイロンがけをしながら、部屋を見回したら、シーさんと目が合った。その瞬間思い出した。シーさんは20歳以上も離れた50歳半ばのフェーンがいることを。もう縫製場は笑いの渦。私はすっかりそのことを忘れて話していたので、とにかく平謝りし、「年は離れていた方がいいよね。家なんか同い年だからけんかが多くて・・・」とフォローしてみました。

 こんな感じでバーンロムサイの縫製場はいつも話しのネタが尽きない女性の職場。今縫製スタッフを募集しているのですが、キットさんに女らしい男性の縫製友達がいるそうで、私たちみんなは彼を歓迎しようと心待ちにしているのですが、なかなか決心がつかないようで、まだ見学にも来ていません。もし働いてくれたらさらに楽しくなりそうな気がします。

記 美和子

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2007年3月29日 (木)

タマリンド

 先日オフィスで仕事をしていると、スタッフの寛人さんがタマリンドの実をおやつに分けてくれました。茶色く熟したタマリンドの実は、タイ人の好むお八つ。カラカラに乾いた太った豆の鞘のような実の外皮を割ると、中にねっとりしたあんず色の果肉が詰まっています。味は干し柿に似た素朴な甘さで、つい「もうひとつ…」と後をひく懐かしい味。

   タイにいると、色々なところでタマリンドに出くわします。木はよく葉が茂るので、街路樹として道路わきや公園、お寺にもよく植えられています。果肉は調味料と070329_2して料理に使われるほか、お菓子やジャム、チャツネ、お酒も作れるそうです。タイの人達は、熟す前の酸っぱくて渋みのある緑色の実も、特製のたれを付けて美味しく食べます。果肉は薬効があり、お通じをよくする他、解熱剤、消化薬、アルコール中毒にも効果があるそう。若い葉や花も食べることができ、バーンロムサイの保母ティムさんの十八番、タマリンドの葉のサラダ(ヤム・マッカーム)は、少し酸味のある葉っぱに炒めたにんにくと挽き肉の油分がからんだ絶妙の美味しさです。幹を輪切りにしたものはまな板に。酸味の強い青い実の汁は金属磨きとしても有名。美肌効果もあるそうで、私が今使っているシャンプーや石鹸もタマリンド成分の入ったものでした。

  数年前、まだタイにボランティアをしにやって来るとは夢にも思わなかった頃、『タマリンドの木』(池澤夏樹/著)という本を読みました。タイの難民キャンプで幼稚園の運営に携わっている女性と恋に落ちた主人公が、彼女と彼女の暮らすタイを知るうちに自分の生活を問い直し、最後に彼女と一緒にタイで全く新しい生活を始める、というストーリー。主人公の男性が、タイで電車に乗った際に向かいのタイ人にもらったお八つが、タマリンドの実でした。初めてこの本を読んだときは、タマリンドが何なのかよく分からず「どんな味なんだろう?」と想像をふくらませたものです。

 こちらに来て、実際に何度もタマリンドの実を食べましたが、実は自分で買ったことは一度もなく、いつも誰かに分けてもらって食べています。タマリンドの、干した果物のような穏やかな味。なんとなく、しょっちゅう「お八つ」と言ってタマリンドを分けてくれる、タイの人達の気質に通じるものがある気がします。

記 春子

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2007年3月26日 (月)

生き物いろいろ!

ちょっと珍しい、ちょっと怖い生き物に遭遇する確立が私は高いようです。最初の遭遇は2001年夏、怪獣のおもちゃかしらと拾い上げようとして始めて気がついた体長12センチほどの「さそり」。次回の恐怖の遭遇は2003年5月のある日曜日の午後、工房で仕事をしていた時、部屋の片隅で当時子猫だった我が愛猫たっちゃんと向かい合い、鎌首を持ち上げ「シュッー」と威嚇していた体長1メートル半ほどの「コブラ」。その事がよほど怖かったのか、次の日たっちゃんは3週間の家出をしてしまいました。コブラは退治され大工さんたちの腹を満たした。その後の長くて辛かった3週間、、、、もう二度と会えないとあきらめかけたある朝、頭上10メーターほどの大木の木のまたで「ミャーン」と聞こえた時の喜び!たっちゃん、無事ご帰還!その後も体長20cmほどのオレンジ色の「ムカデ」が夜中、天井から落ちてきた事もありました。土地の人は「これは蛇より怖い、、、咬まれると凄く痛いんだよ」テラスのクチナシにいた「青虫」は体長13cm太さは大人の親指ほど、もちもちとして柔らかで背中にきれいな斑点があった。すべての葉っぱを食べつくした後、蛹になるためどこかに消えて行ってしまった。台所の天井の梁にいた体長20センチほどの愛らしいミミズク。その同じ天井の梁のくもの巣にかかった小鳥が、大きな「トッケー」(ヤモリの一種体長30センチほどにもなる)に飲み込まれる場面に遭遇したこともあります。一昨年の暮れバーンロムサイの四匹の猫が、隣の家の池に大量発生した強い毒をもったヒキガエルを食べ死んでしまいました。先日夜遅くテラスを歩く奇妙な生き物、、、「タランチェラか、、、!!」慌ててビニール袋の中に追い込み捕まえました。胴体の長さは4センチほど、足の長さも同じくらい、体は黒い体毛に覆われおへその辺りが丸く赤い。タイにもこんな毒蜘蛛がいるのか、と思いつつしっかりとビニールの袋の口をしめ、死んではかわいそうと虫ピンで穴を開け猫の手の届かないところにセロテープで止めておき、翌朝大工さんに見せたところ「これはまだ子供、大きくなると美味しいんだよ、毒はあるけどたいした事ない、まだ小さいし逃がしてやろう!」タランチェラではなかったようだ。三日ほど前私の庭の外を「イタチ」がのっそりと歩いていた。猫たちはただ興味深げに目で追うだけ。

060423kaeru 元はといえばここは彼らの住処、そこに人間が勝手に入って来て、怖いの危ないのと殺される彼ら、理不尽である。コブラもさそりもムカデも、彼らの方から襲ってくる事はない。誤って踏んでしまうと彼らもびっくりして噛みつく、でも「コブラ」に咬まれて死んだと言う話は聞いた事はないし「ムカデ」は咬まれると4,5日死ぬほど痛いが死ぬことはない。昨年「さそり」に咬まれたスタッフの寛人君は近くの不思議なおじさんに息を吹きかけ呪文を唱えて貰ったら痛みが去った。世の中いろいろな生き物と、不思議な事があるのです。      

記 名取

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2007年3月21日 (水)

煙害

 昨日の夜中、数ヶ月ぶりの雨が少しだけ降った。実はこの雨、人工的に降らされたものだそうだ。現在チェンマイを含むタイ北部は煙害が深刻化している。その煙害を緩和するため、農業・協同組合省の王室人工雨農業航空局が16日、人工的に雨を降らせるため航空機3機を使って8種類の科学剤を北部の空中に散布したのだそうだ。数日前のテレビのニュースでも、航空機が化学剤を散布しながら飛行している映像が流されていた。

 この煙害の原因は野焼きやそれに伴う山火事。この時期には野焼きが行われるのだそうだが、例年は風で煙が吹き流されるが、今年は北部一帯に滞留しているようだ。さらに、今年は湿度が低いため野焼きが延焼してしまい、山火事が発生しているという。チェンマイでは2地区が煙害地域に指定され、チェンライ県では緊急事態が宣言されたそうだ。この煙害で目やのどの痛みを訴える人が続出、また、視界が悪化し航空機の欠航または遅延も相次いでいるようだ。さらには観光客の減少も心配されているという。

 チェンマイでは煙の発生量を減らすため、屋外のバーベキュー店や路上の焼き鳥屋の店主らに対し、肉を焼くことを辞めるよう要請したとか。また、水を散布して煙を減らすため、例年4月中旬に行われる水掛け祭りを4月初旬から始めることも検討しているという。とりあえずの対策もいいが、今ゴミ問題を含めたタイの環境問題は真剣に考えなくてはいけない問題だ。

記 寛人

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2007年3月15日 (木)

蚊取線香

NHKの海外安全情報で、デング熱がインドネシアで流行っていると聞きました。そういえばバーンロムサイのスタッフも去年辺りデング熱にかかったし、同じアジアなのだから、はるばる飛んでくるかもしれないと考えて、夏に向けた蚊対策を始めました。電気が走るラケット型はお勧めで私も一時愛用していたのですが、いざ蚊が登場したと思ってラケットを取りに行くと、その間に蚊はどこに行ったかわからなくなってしまうことが多々あり。また、運悪く充電の時にビリリッと感電してしまったため、どうも縁遠くなってしまいました。ということで昔ながらの蚊取線香が私の夏の蚊対策です。

先日車の窓を開けっ放しにしたまま一夜ほったらかしてしまったら、蚊が大量に入ってしまいました。ラケット型で追いかけてもらちがあかず、一匹一匹たたいていくわけにもいかず、最後の手段として車内で蚊取線香を炊いてしばらく置いておいたら、一匹も居なくなっていたのです。蚊取線香って本当に効いているのかなあという疑問があったのですが、この事件で蚊取線香の実力を知りました。タイの蚊取線香はスーパーでも何種類かありますが、ちょっとケチって安い緑色の蚊取線香を買ったら、切れ目がきちんと入っていないため、途中で折れてしまい使いづらい。紫色のラベンダーの香りは少々匂いがきつい。そして行き着いた最近のお気に入りは、レモングラスの蚊取線香です。タイのおばあちゃんの知恵としてレモングラスを庭に植えておくと蚊が寄ってこないのだそうです。ということで、このレモングラスの蚊取線香を愛用しています。Dsc00242


記 容子

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2007年3月 6日 (火)

チェンマイの旦那さん

070305毎朝7時。ププププ…とどこか壊れたようなスクーターの音が聞こえてきます。近所の旦那様がバイクに乗って家族のために朝ご飯を買いに行く音です。アジアには多いですが、タイも朝から屋台ご飯は普通の事です。朝市には大勢の人々が朝ごはんを買いに集まります。日本でいう夕方のデパ地下のような活気で溢れています。カオニャオ(もち米)、ムーピン(グリルポーク)、カイジアオ(タイオムレツ)、カオトム(おかゆ)、ナンプリックなどがタイの定番朝ごはん。ご主人は、朝ごはんの支度以外にも、子どもの世話、洗車、洗濯、買い物、たまにご飯も作ります。この間チェンマイ出身ご主人達が集まって飲みながらつぶやいていました。“僕らは妻達がまだ横でグーグー寝ていても、起きて朝ご飯を買いに行ってあげるんだ。僕達は一生朝ご飯を買いに行くのかなあ。”と。
チェンマイは、ランナー王朝という1000年以上続いた王朝がありました。そのため独自のランナー文字や独自の言語や文化をもっています。そして女王様が政権を握っていたこともあったそうです。だから女性が強いのか、 いや万国共通?!

記 容子

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2007年2月26日 (月)

スパンさんの和紙

070226 子ども達が描いた絵を表紙にした、バーンロムサイオリジナルの手漉き紙ノート。そのノートの紙を作ってくれているのは、ランパーンにある手漉き紙工房、オーナーはタイ人、スパンさんと言います。バーンロムサイで使う和紙はほとんどこの工房で作ってもらっていて、毎週末に子ども達が絵を描くときに使う紙も、オフィスで使う封筒や便箋も、スパンさんの工房で一枚一枚漉かれたもの。

英語もペラペラのスパンさんとは、最初は注文のメールをやりとりするだけだったのですが、だんだん電話で話す機会が増え、その人柄に接することが多くなりました。  

「いいものを作る、ということはとても大事な事だけどね・・・、」

「たくさん買ってもらいたいと思って、お客さんの要望に合わせて無理をしすぎると、長く続かない。うちみたいな小さな工房で、仕事を長く続ける秘訣はね、お客さんの要望を聞きすぎないこと。」そして、「バーンロムサイは日本でノートを売っているんだろう?うちの紙はとても質がいいんだから、僕みたいに安く売っちゃだめだよ。」と笑いながら電話をしめくくるのがいつものこと。

10人程でやっている小さな工房なので、あまり注文がたてこむと質に影響しかねないし、第一忙しすぎる。だから、あまり大口の注文が来ると困ってしまう、と穏やかに語るスパンさん。

「スパンさんって、彼自身がアーティストみたいな人よ。いいものを作りたいから、工場みたいにしないんでしょう、きっと。」とももさん(子ども達に絵を教えてくれているアーティスト)に言われ、一度、工房に行ってみたくなりました。スパンさんは竹が好きで、和紙工房は静かな竹林の中にあるそうです。

子ども達の絵を表紙にした手漉き紙ノートは、ネットショップhttp://www.banromsai.jp/shop/item006.htmlでも販売しています。

記 春子

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2007年2月22日 (木)

トッケイ

   特に大好きなわけではない爬虫類。この国に居るとたくさんお目にかかることが出来る。タイの民家には「トッケイ」と呼ばれる大型のヤモリが居て、グロテスクな色はしているが、顔を良く見るとなかなか愛嬌があってかわいい。学名「Gekko」とも呼ばれる所以はその特徴のある鳴き声。夜になると「トッケイ~、トッケイ~」とかなりはっきりした大きな声で鳴き、途中からだんだん元気がなくなってゆき、最後は「トッケ・・・ィ、トッ・・ケ・・・ィ、トッ・・・グググググゥ・・・・」となんとも情けない声で終わる。その終わり方の様々なバージョンが結構楽しい。
070222_1 私の家のトッケイはとてもシャイで殆ど姿を見ることができない。この写真も以前グライが家に来た時にネバってネバって撮ったものだ。ただ毎日のウンチの具合で「ちょっと下痢気味だな」とか「最近調子いいみたい」とそれなりに彼(彼女?)の体調を気にかけてはいる。食性は肉食。大型の昆虫や小型爬虫類や小型哺乳類を食べるらしいが、虫をたくさん食べてくれるので、タイの人たちにとってトッケイやチンチョック(小型のヤモリ)が家に居ることはありがたられている。またトッケイの鳴き声を寝る前に10回聞くと次の日良いことがあるとか、いや9回だとか、バリ島では7回聞くと幸せになると言われているらしいなど様々な説はあるが、10回以上鳴く確立は少ない。中国では漢方薬の原料としても使われるので、乱獲のためトッケイの数が減っているという話も聞いた。「口内には細かく鋭い歯が並び顎の力は強い。性質は荒く外敵に襲われたりオスが別のオスと遭遇したりすると、口を大きく開けて威嚇をしたあと噛みつく。」などと調べると書かれているので、触ったり脅かしたりするとそれなりに危ないのかもしれないけれど、今はお互い滅多に顔もあわさず、でも同じ屋根の下に気持ちよく同居している。

麻生

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2007年2月16日 (金)

チェンマイの公園

チェンマイで犬を散歩させようと思うと、公園が少ないことに気付きます。日本では、子ども連れのお母さん達、犬の散歩、運動する人々にとって公園は身近な存在な気がします。チェンマイ市内にあるのは、プアックハット公園くらいでしょうか。ではチェンマイでの公園の役割はどこが果たしているのでしょう?

070215_2 チェンマイの子ども達は、公園で遊ぶ変わりに都会には少なくなった空き地などで遊んでいます。(両親が働いているため親が散歩に連れて行くことは少ないそうですが。)犬たちは散歩といったお決まりごとはなく、道をふらふらと気ままに歩いています。そして人々の憩いの場としては、学校が一般市民に開放されているためそこで人々は運動や散歩をしています。私が最近お気に入りの散歩コースはチェンマイ大学です。

ちょうど乾期の今は落ち葉の季節で、花吹雪の代わりに枯葉吹雪とでもいわんばかりに黄色や茶色い葉がちらほらと落ちてきます。大きなチークの枯葉の上を歩くと、サクリサクリと気持ちの良い音がします。木の下で勉強する若者、光の中でデートするカップル、スプリンクラーの水と戯れる犬、お母さんとバトミントンをする子ども、ピクニックするグループなど、大学内とは思えない様々な光景に出会います。先日訪れた時は、遠くの方からサックスの音が聞こえてきました。自然の中でJAZZのライブミュージックが聞けるなんて、まるでニューヨークのセントラルパークにいるようです。こんな贅沢なひと時を過ごせるチェンマイ大学があればチェンマイ市民に公園は必要ないのかもしれませんね。

記 ようこ

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2007年2月 5日 (月)

コスモス

バーンロムサイでは一年中コスモスが咲いています。
現在チェンマイは乾季、この時期のコスモスの背丈は30~40センチほどの可憐な姿ですが、雨季の終わりの10月、コスモスの背丈は2メートル以上になり茎の太さは5センチ以上、可憐とは程遠い姿で逞しく咲くのです。
花がおわり、種を収穫し、土を軽く掘り返し、また種を撒くと一週間ほどで芽が出てきます。枯れては撒き枯れては撒きを繰り返しているだけで、一年中コスモスが咲いてくれます。コスモスの色はオレンジ色と黄色、どちらかと言うとオレンジ色の品種の方が強いようで、黄色い花の数は少ないです。日本から一度ピンクの秋桜を持って来て撒いてみましたが、ひょろひょろと数本咲きましたがアッと言う間にオレンジ色のコスモスに飲み込まれ消えてしまいました。

乾季になると見事な花を付けるブーゲンビリア。白、ピンク、杏色、赤、オレンジ、濃い赤、見事なものです。夾竹桃、火炎樹、極楽鳥、ゴールデンシャワーと言った日本語名の分かる花以外に、日本では見たこともないよう花が沢山バーンロムサイにはあります。葉が出る前の枝に大きな黄色い花を咲かせるもの、大木に咲く鳥のくちばしのような赤い大きな花、テラスや他の木に蔓状に伸び薄紫の肉厚の朝顔のような花、同じく蔓状に伸び小指ほどのオレンジ色の花を無数に咲かせている植物、そして大木となるイランイラン、この花とプルメリアはとても良い匂いがしますが、もう一つ柑橘系の匂いをさせる薄い黄色い花を房状に咲かす木もあります。

今、ライチの木に小さな花が咲き出しました。六月には濃いピンクの実がなります。竜眼には新芽が芽吹いてきました。四月の末には多分今年最初の雨が降るでしょう。そうすると庭はまったく違う顔を見せてくれます。070205_1

コスモスは夕方日が暮れるとちょっぴり下を向き、花弁を軽く閉じ朝陽があたるまで寝ています。昼間コスモス畑からは蜂の羽音がブーンブーンと耳に痛いほど聞こえてきます。隣の枯れ草の上で猫が昼寝をしています。幸せ。

記 名取

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2007年2月 2日 (金)

ナンプリック

チェンマイ通信に何を書こうかと考える時、いつも真っ先に食べ物のことが浮かんできます。でもこうして外国で暮らしてみて、食べ物がいかに生活の中で重要かということをあらためて実感する日々。私がこのチェンマイを気に入っているのは、野菜が豊富で美味しいことと、なんといっても「ナンプリックとカオニャオ(もち米)」が存在するから。
070201  市場に行くと必ず売っているナンプリックはトウガラシ、ニンニク、紫タマネギなどの野菜に、ライム、焼き魚、魚介の塩漬けなどなどを石臼に入れてすり潰したもの。カオニャオはもちろん、野菜や魚、肉にチョコっと付けて食べるのですが、これがあるとないとではタイ料理の美味しさが全く変わります。良く食べるのがナンプリックパック(しし唐を使ったもの)、ナンプリックデーン(赤唐辛子と魚を使ったもの)、ナンプリックオーン(豚挽肉とトマトを使ったもの)。ナンプリックデーンは野菜の炒め物などに味噌代わりとしても使えて重宝しています。もっとディープなものが好きな方はタガメが入っているものをどうぞ。各家庭には「我が家のナンプリックの味」というのがあり、タイ人の家でご馳走になるときは、「私のナンプリックは特別美味しいのよ!」とおかあさんが自慢げに出してくれます。それぞれに特徴があるのですが、一様に市場のものより辛く、そして本当に美味しいのです。070201_1

この乾期にしかない「ナンプリックパック」は、漉す前の青汁みたいな感じで、野菜だけで作った少し酸味のあるさっぱりした味の季節限定もの。好みで付属の黒胡椒のようなハーブと唐辛子を入れて食べます。あまり市場などでは見かけないのですが、チェンマイ市内のスリウォンブックセンター前で毎週土曜日の午前中にやっている小さなオーガニック市場でこの間見つけました。いつも友人が買ってきてくれるものよりは味は劣りますが、まあまあ美味しかったです。

 チェンマイへ来たら是非市場で色々なナンプリックを試食してみてください。ちなみに黒いちょっと大き目の粒々が入っていると、タガメなどの虫関係が混ざっている可能性大です。

記 麻生

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2007年1月29日 (月)

蓮の葉ノート

 チェンマイを歩いていると、あちこちで自然の素材を使った手仕事のものに出会います。手すき和紙、木工製品、山岳民族のテキスタイル、籐や竹で編んだかごや家具。

暮らしの中で今も普通に使われているものもあれば、観光用に作られたおみやげもの風のものもあり。どことなく「和」風な雰囲気を感じるものに出会ったりして、見ているだけで楽しい。

2_10 先日は、蓮の葉を表紙に貼ったノートにひと目惚れしてしまいました。まず目に飛び込んできた、深い、つやのある落ち葉の色。手にとってみるとひんやりとして、やわらかくしっとりした手触り、まるで革のような感触です。

蓮の葉は大きいもので80cmくらいにもなるそう。このノートも、大きな葉を使ってあるので、中心には太い葉脈が走っていますが、その葉脈の模様がまた魅力的。

色も写真の色の他に、もっと濃い茶色や黒、グレー、赤などもありましたが、どれも良い色なのです。革貼りみたいな存在感だけど、これが植物、というところがいかにも東洋な気がして、嬉しくなってしまいました。やはりアジアの人は植物の美しさをうまく引き出すことが上手いのかな、と勝手に感心。

1_5 このノートを見つけたのは、空港近くのAirport Plaza内、Northern Villageにある、O-i Design, Lotus Collection Design With Natural Materialsというお店です。

記 春子

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2007年1月 4日 (木)

食べる、食べない。

 私はごく普通のスーパーの食肉売り場で売っている牛、豚、鳥、魚肉以外はウサギも羊も鯨もヤギも自分から注文して食べた事は長い人生で数回しかない。ヨーロッパに住んでいた時、お客によばれ出てきたウサギや猪、馬肉のタルタルステーキ等は頂いたが、自分からこれらの肉を買った事も、料理した事も、注文した事もほとんどない。ヨーロッパではウサギはいなばの白兎のように皮をくるりとむかれ、顔つきのまま肉屋のショウウインドに並んでいるし、トルコやギリシャでは羊や山羊が、頭をちょん切られ皮をむかれ頭を下に天井から吊るされている。ベトナムで見た犬の丸焼き、韓国では脂が少なくダイエットに良いと言われている猫の肉、、、

 人はいろいろなものを食べる。机以外の四足はすべて、空飛ぶものは飛行機以外は何でも食すと言われている国もある。私は何も主義主張やら宗教的な理由でこれらを食べない訳ではない。イギリスの田舎に住んでいた時近くの農場で見た生まれたての子羊や、オーストリアアルプスで見た乳を吸う子牛の可愛らしかった事、馬のあのきれいな目、鯨の子育ての姿、ハノイで見た籠の中であきらめきった顔をしていた犬たち、、、ただただ感情的にそれらを食べたくないだけである。

 先日福岡でご馳走になった鯨は確かに美味しかったし、ローズマリーの小枝を添えた子羊のグリルも美味しい、タルタルステーキは確かに牛より馬肉の方が美味しい、、、、

 今朝、庭で放し飼いにされているバーンロムサイの豚のぶーちゃんにパパイヤを食べさせながら思った、「君の事は絶対に食べられないけど、一昨日食べた豚の首肉のグリルは美味しかったなぁ」あぁ、、、むじゅん、、、Img_8967_2

 ちなみにここチェンマイでは蟻、蟻の子、蜂の子、蛇、ウサギ、イタチ、タガメ、カエル、こうもり、芋虫、また地域によっては犬が、そして山では昆虫を含め多くの生き物が蛋白源とみなされ食されています。

 記 名取

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2007年1月 2日 (火)

タイのお正月

 タイには元日、中国正月、ソンクラーンと3つのお正月がある。その中で1番大きなものは、4月にあるタイの旧正月ソンクラーン(水掛祭り)だ。そのためか、タイでは日本ほどに「お正月」を感じない。日本には、初詣や正月飾り、おせち料理にお雑煮、年賀状やお年玉と、お正月を感じさせてくれるものがたくさんあるが、タイにはそういったものがない。カウントダウンのイベントがあったり、お店にハッピーニューイヤーと飾られていたり、市内のワロロット市場が混んでいたりはするものの、やはり日本ほどではない。

Photo_35  日本と同じなのが干支。もちろんタイでも今年は亥年。ちょっと違うかなと思ったのは、日本では猪だがタイでは豚のようだ。ただ、「ピームー(豚年)」とは言わずに、「ピーグン」と言うようで、日本で、ねずみ、牛、虎、うさぎ・・・とは言わずに、子、丑、寅、卯、・・・と言うように、タイでも干支用の言葉があるのだそうだ。

 ホームの保母さんとお正月について話していると、タイでは元日に生まれた子には「ピーマイ(新年)」と名前をつけるのだそうだ。そういえば、12月10日タイの憲法記念日が誕生日のタンの本名は「憲法」だった。

 3日にはもう子ども達の学校が始まる。タイでは日本に比べるとだいぶあっさりした感じのお正月が過ぎている。

記:寛人

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2006年12月29日 (金)

スタイリッシュって?!

先日、チェンマイを訪れた友人が泊まっている最近流行りの「スタイリッシュホテル」を訪ねた。ナイトバザールの中に建つそのホテルは、オレンジと白を基調としたお洒落(場違い)な外観。かつて「WILL」という車が流行った時、こんな感じの建物が青山あたりにあったね、と一緒に行ったモモさんと話していた。ロビーもバーもタイの匂いが全くしない。ロビーのソファの奥行きがありすぎて、座っているというより寝そべっているような人々。部屋はとても広くて清潔で、薄型テレビにDVDと色々と便利に工夫されているのだが、意味のない球形のクッションや座り心地の悪いソファ、頑張って凝ったデザインにしました!という感じが見ていて辛く、どうにも全体的に安普請な作りは否めない。ルームサービスで頼んだカプチーノは冷めきって届いた。立地条件は良いし、セキュリティもしっかりしていて綺麗だからそれなりのお値段。さんざんけなしてしまいましたが、ホテルの名前は「D-2」といいます。ナイトバザールの真中にあるので夜遅くまで遊ぶ人には、かなり便利なホテル。
 そうなると、バーンロムサイのゲストハウスはまだまだ素人のおもてなしで、至らないところもたくさんあるけれど、お客様がどうしたら一番リラックスできるのかをベースに建てられた気持ちの良い空間だとあらためて思う。Photo_33 今お泊りのお客様は、まだ1歳に満たないお子さんといらしていて、自分たちで自炊し(食事はついていないので)、家族でゆっくり過ごしたり、タクシーを自分で呼んで観光へ行ったりと私たちのゲストハウスをうまく利用してくださっている。ベッドの固さも丁度良いし、スチームサウナも気持ち良いし・・と満足してくださっているようだ。今年は2軒目のゲストハウスもオープンする予定。朝晩肌寒く日中も過ごしやすいこの乾期はチェンマイのベストシーズンだ。7時頃、大きなオレンジ色の太陽がプールの奥から昇ってきて、夜は満点の星空。テレビもCDもパソコンも無く「スタイリッシュホテル」ではないけれど、心身ともにくつろげる最高に気持ちの良いゲストハウスだと自信をもってお薦めできる。ご予約はホームページから是非!!

記 麻生

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2006年12月 4日 (月)

私の床屋さん

 バーンロムサイの大工チャイさんと私は床屋仲間である。チャイさんは角刈り、私はスポーツ刈り。
 ある時チャイさんに「どこで髪切ってるの?いくらなの?」と聞いてびっくり!ナンプレー村の床屋さんはホームから車で一分、おまけに料金は私が通っていた市内の床屋の四分の一。早速そこに行くことにして早一年。大満足である。

 3畳ほどのスペースに年代物の床屋の椅子が一台、小型の冷蔵庫が何故か2台、昼寝用の簡易ベットが一台と次のお客用のプラスチックの椅子が一つ。床屋のおじさんは私と同年代。
 椅子に座ると物入れとして利用されている壊れた冷蔵庫の中からバリカンのアタッチメントを二つほど取り出し「どっちにするか?」と聞かれる。3ミリの方はさすがに短すぎるので5ミリを指差す。首に小さなタオルが巻かれプラスチックの洗濯ばさみで止められ、その上から大きなグリーンのナイロンのケープが掛けられる。おじさんは本来の目的どおりに使っている冷蔵庫から大きな冷えたガーゼのマスクを取り出し、老眼鏡をかけなおし、用意が整う。

 椅子の前には鏡と小ぶりの机があり、タルカムパウダー、ローション、電気バリカン、櫛とはさみがプラスチックの籠に入れてある。なんとも懐かしい匂いのするタルカムパウダーを首筋から額の生え際に刷毛でぐるりとふられ、バリカンのスイッチがオン。首筋から刈られた髪の毛がじゃんじゃんと肌を滑り落ち、お腹の辺りまで入ってくる。途中何度か刷毛で顔についた髪がふき取られる。
 開始から3分ほどで刈上げられ、すきバサミでちょいちょいと型を整えおしまい。水道が無いからシャンプーもなし。
 お客さんが変わるたびにタオルが新しくなったり、バリカンの歯を消毒したりはしない。刷毛も、、、はさみも、、、使いまわし。体中がちくちくするので家に飛んで帰りシャワーを浴び、切りそこなって残った長い髪を自分で切り完了!
 料金は20バーツ=60円である。061204_2
 文句あるか?ありません!!

記 名取

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2006年12月 1日 (金)

朝市

 11月も終わりを迎え、チェンマイもだいぶ冷えこみがきつくなってきました。寒いので、朝起きたらまず熱いミルクティーかカフェオレを作って飲む。飲み物は何でもいいのだがとにかく、熱いもの・・、と言う感じです。靴下も手放せなくなってきました。
 先週の金曜日、朝あまりにも寒くて目が覚めてしまい、時計を見ると6時半。せっかく早起きしたのだから、と朝市に出かけて来ました。

0611302_1    バーンロムサイからバイクで1、2分の運河沿いに、毎週金曜日のにたつ朝市。さばいたばかりの豚、鳥、うさぎ、蛙。生きた魚がたらいで泳いでいる隣で、香ばしい匂いをたててチェンマイ風ソーセージを焼く屋台のおじさんや、産み立て卵を売るおばあさん。生活に必要な服、雑貨、食品が一応一通りが揃うこの市は、この辺りの住人の社交場でもあり、店の人とお客、お客同士がそこここで井戸端会議をしています。安く美味しいご飯が買えるタイ、朝市は朝ごはんを買う場所でもあります。ムーピン(味付けあぶり豚)や蒸したもち米、蒸したさつまいも、お菓子などのお店がずらりと並び、束の間の買い食い天国…。私も朝ごはん用に、熱々の豆乳と揚げパンを購入。帰るころには日も差してきて、気分爽快。
0611301_2

 夜は市で買ってきた生き生きした豆苗を、唐辛子やにんにくと一緒に豚肉と炒めて食べ、ぽかぽかになりました。日本も寒いと思いますが、辛いものを食べて体の中から温まりましょう!

記 春子

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2006年11月23日 (木)

チェンマイあれから9年。

私が始めてチェンマイに来たのは1997年10月。その頃街中には5,6箇所の信号しかなく、走っている車の大半は年代物のピックアップ、メータータクシーは一台もなく、公共の乗り物は小さな赤い乗り合いバスと輪タク、そのほかの移動手段はバイクか自転車であった。あれから9年。信号の数はあの頃の十倍以上、年代物のピックアップは激減、ピカピカの大型ピックアップと乗用車が増え、当時見たことも無かったベンツやBMWも多く目にする。乗り合いバス以外にも路線バス、メータータクシーが走り出し、輪タクの運転手は皆もう相当な老齢に達し、その自転車もすでにアンティーク、あと数年で消え行くであろう。

日本料理店の数は十件に満たなかった。日本食の食材はもちろん、西洋料理の材料を手に入れるのも簡単ではなかった。あれから9年、町にはしゃれたカフェが並び、日本食は街のそこここで食べられ、イタリアンやフレンチレストランもその味はともかくとして増えている、パンやケーキも美味しくなってきた。当時珍しかった赤や黄色のピーマン、アスパラガス、柿、梨、葡萄にキウィオレンジやグレープフルーツも手軽に一年中手に入るようになった。バーンロムサイのあるハンドン市にも何と今週外国人専門スーパーがオープン、フランス製の山羊のチーズや鴨の胸肉、アーティチョークまで手に入るようになった。

郊外では新しい住宅地が開発され、建売住宅が飛ぶように売れている。この村でも昔ながらのチーク材の家々はあっと言う間に壊されコンクリートの家が建つ。街中では昔ながらの店は壊されしゃれたショッピングモールが次々と出現。バーンロムサイまでの道路わきの水路は水際まで草や木が生えていたが、今では色気の無い護岸工事をなされたコンクリートの水路と化した。サロンを腰に巻いた女性の数も減ってきた。何を持って豊かと考えるかは別として、この9年でチェンマイの町も人々の暮らしも確かに外面は豊かになった。1960年代東京オリンピックの頃、日本が急変したあの頃を思い出す。失ったものは取り返せない。前に進むしかない人間の性、人は愚かにも同じ事を繰り返してゆく、仕方が無いが寂しい気がする。

でもチェンマイでは今でもその短い季節にしか食べられない多くの野菜や果物がある。季節がおわり、あと一年あの味を待つ楽しみは奪い取られたくない。いつでも何でも手に入る生活は味気ないとチェンマイに暮らしだして9年、つくづくそれを実感している。これからの9年でどう変わるのか、、、、

記 名取

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2006年11月20日 (月)

かわりゆくチェンマイ

私は今、チェンマイ郊外ナンプレー村、バーンロムサイのオフィスでこの記事を書いている。

はじめてチェンマイを訪れたのは、約2年前、今回の滞在で、5回目になる。

2年ぶりに、ドイステープという、チェンマイ市を一望できる山に行った。
山の頂上付近には、市内随一のお寺があり、観光名所の一つとなっている。
2年前は、ちょうど本堂の改修工事をしていたため、観光客もまばらだったが、今回は、外国人、タイ人を含め、大勢の人が参拝していた。

予想外の観光客の多さに驚きつつも、山頂から見渡す景色は、2年前とは、変貌していた。
おそらく、人が増えたのは、このお寺の中だけではなく、市内全体であろうと思えるほど、大小の建物が増えたように思える。
乾期のため、煙がかった景色も、私には、増え続けている車の排気ガスにすら思えた。

そういえば、近所のハンドン市場も、お店が増えた。
タピオカコーヒーの店員さんは、いなくなっていたが、チャーハンがおいしい屋台のおばちゃんは、健在だ。

当たり前だが、ドイステープの頂上からは、屋台のおばちゃんの顔は、見えない。

でも間違いなく、あの頂上から見渡したチェンマイの景色の中には、屋台もあって、子ども達もいて、笑顔があって、それぞれが背負っているストーリーがあって、と考えてしまった。

かわりゆくチェンマイ、そして、それを見る自分の気持ちも変化が起きているようだ。

記 功一

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2006年11月 9日 (木)

ロイクラトーン後記

061109_2  少し前の話になってしまいますが、11月4日~6日にあったロイクラトーン(灯篭流し)のお祭り。4日にバーンロムサイの皆で灯篭を近くの運河に流しに行き、5日の満月の夜にはホームにあるガジュマルの木の祠や道に蝋燭を灯し、幻想的な雰囲気を味わったあと、コムロイ(熱気球)をあげて楽しみました。水の神様にも感謝。 と、ここまではバーンロムサイでの静かなロイクラトーンだったのですが、最後の6日の夜には、チェンマイ市内のパレードを是非見たい!と思って他のスタッフ達と連れ立って、市内に繰り出しました。
 メインストリートを、30体以上のきらびやかな装飾を施された巨大灯籠が街を練り歩くパレード。巨大灯篭の山車の上には着飾った踊り手達が、休むことなく何時間も踊り続けています。相当肉体的にはハードなはずですが、顔は優雅ににっこり微笑んで、大変さを微塵も感じさせない様子はさすが。私達で勝手に「ここの山車が一番!」と決めた山車の上の踊り手(王族役?)に漂う気品のある色気にすっかり魅了されてしまいました。今まで、私は勝手にタイ古典舞踊は女性の優雅な踊りと思っていたのですが、男性の存在感に満ちた踊りはそれはそれは美しいものでした。061109_3

 大勢の人達が灯篭を流すピン川に到着すると、爆竹、花火の音、光。そしてその大音響の中で灯篭を流す人達。数メートル先では、お腹まで水につかりながら灯篭の中に入ったお賽銭を集めるお婆さんや子どもの姿がいて、はっとさせられもしました。

 もう、既に一週間が経とうとしているのですが、あの夜の光に照らし出された闇、そして暗闇の中に浮かび上がった美しい姿の数々が、今も瞼に焼きついています。

記 春子

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2006年11月 6日 (月)

チェンマイ食材事情

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私の休日の楽しみの一つは「食べたいものを作る!」だ。普段は近くのハンドン市場で野菜や惣菜などだいたいのものは揃うのだが、日本食材はないので必要な時は市内に2ヶ所ある「リンピンスーパーマーケット」へ行く。日本米、牛蒡や蓮根、長茄子、日本の胡瓜、状態の良い肉、豆腐(あまり美味しくないけれど)に納豆、外国の食材や調味料、ワインやチーズなどを買うことができるのだが値段もそれなりに高い。特にワインなどの酒類は酒税の関係で高い上に保存状態が悪いのか、そこそこの値段のものでも酸化してしまっているものが多い。料理用のお酒が高いのも辛い。
私はピン川沿いではなくチャンプアック門の近くにあるリンピンに行くことが多い。近くに美味しいダックヌードルを食べさせてくれる食堂があるから。胃に優しいあっさりスープとコシの強い美味しい中華麺は病みつきになる。もちろん昼時は大勢のタイ人で満員だ。さらにその先にはタニン市場があり、リンピンよりも安く新鮮な野菜や果物が手に入るので、リンピンでしか買えない物を買い、ダックヌードルを食べ、タニン市場で野菜や果物を買うというのがお決まりのコースになってきた。
 ハンドン通りの市内に近い奥まった場所に、自家製のヨーグルトやチーズにベーコン、ジャムやベーグルなどを置いている小さな店があり結構美味しい。市内の入り口近くには日本でパン作りの修行をしたニコムさんと日本人の奥様がやっているパン屋さんがあり日本人には有り難い味。ホームの近くにもドイツ人が経営している自家製パン屋さんがあるので以外とパンには不自由しない。
 しかしバンコクの食材事情は数段上だ。スーパーに揃っている日本食材はチェンマイにないものがたくさんある。刺身も新鮮なものが手に入るので羨ましい。やはり海から遠いチェンマイはどうしても魚介類の新鮮なものが手に入りにくいので悲しいが、その分鶏肉や豚肉、特に野菜は新鮮で美味しいものが揃っているので十分満足している。もっと探してみればチェンマイの中でもさらに美味しい食材を見つけることが出来るのかもしれない。さらに贅沢をいえば、美味しいお米と豆腐と味噌と塩があればなお嬉しい!

記 麻生

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2006年10月26日 (木)

バーバー BAN ROM SAI

 先週、髪を切りました。といっても、お店に行ったわけではありません。スタッフの美和子さんに切ってもらったのです。 

 私がそもそも美和子さんにカットをお願いするようになったきっかけは、こちらに来て数ヶ月経ち、どこで髪を切ろう?と迷っていた時に、ちょうど美和子さんが、とても可愛いヘアスタイルで現れたこと。どこで髪を切っているのか聞いてみると、「自分で切った」と言うではありませんか。その手があったか!私の不器用さでは、自分で切るのはちょっと心配なので、お願いしてバーバーミワコに切ってもらうことにしました。夜に愛娘のささちゃんを抱いて私の家まで出張してくれた美和子さん。専用のすきばさみを使って器用にさっさっと切ってくれて、見る間に髪が軽くなりました。

 バーンロムサイに来てから、他のスタッフに自宅でマッサージをしてもらったり、髪を切ってもらったり、皆何か得意なことがあるのでその恩恵に浴する日々。私も何か、こんな風に喜んでもらえる技術があるといいな、と思う今日この頃です。

061027_1  記 春子

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2006年10月16日 (月)

体を動かす

 ヨガに続いて、体を動かすお話です。
 私は、バーンロムサイで事務のボランティアスタッフとして仕事をしています。外は気持ちのよい散歩日和が続いているのに、毎日オフィスにこもっている時間が多く、運動不足がだんだん気になりはじめました。子ども達と遊んでいても、体力の差を痛感する日々。
 そこで、思い立って、週に何度か泳ぐ時間を作ることにしました。バーンロムサイが運営しているゲストハウスには、寄付で作って頂いたプールがあり(夜には、水中にライトもつく素敵なプールです)、ゲストハウスにお客様が宿泊されていない時は、スタッフも泳いでよいことになっているのです。

061016_1 昼間は日焼けするので、夕方に仕事を終えた後、いそいそとプールに向う私。たったの15分程度ですが、力を抜いて水に浮かんでいると、呼吸が深くなってとてもリラックスできます。広い空が暮れる頃には鳥たちも家に帰り、今度はいっせいに虫と蛙が鳴き出す時間。ばらばらと夜空にこぼれている星もたくさん見えて、昨日はコムロイ(熱気球)が二つ、あかあかと光りながら上へ上へと昇っていくのを眺めていました。

 周りの景色を見ながら水の中でリラックスして、思い出したように泳ぐ、という風なので、運動不足は解消されていない気もするのですが、家に帰るころには気分はすっきり。このプールから眺める広い空は朝も良し、昼も、黄昏時も夜も綺麗です。色々な生き物の声も、聞き飽きることがありません。時期によっては蛍が舞って、花も、星も楽しめるプール。これからチェンマイも寒くなっていくので、いつまで泳げるかわかりませんが、水が温かい間、しばらくプール通いを続けたいと思っているのです。

記 春子

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2006年10月 5日 (木)

今日一日、我が家で見た生き物たち

 我が家の猫が今朝庭でまだ毛の生えていない子ねずみを食し、その後お昼近くには頭から肩の辺りが青い色をしたカメレオンのようなトカゲを咥えてきました。直径15センチほどの黒い細い足にトゲトゲが沢山あり胴体が毒々しい緑色をした蜘蛛、玉虫色をしたハエ、大小いろいろなサイズの蚊、毛虫、青虫、野良犬、やもり、親指サイズのカエル、声はすれども姿は見えない何種類ものカエルや鈴虫、雉のような体をした飛ぶのが下手な黒と茶色の鳥、頭が白く黒い冠をかぶったような鳥、鶯(?)ナメクジ、カタツムリ、ツバメ、こうもり、ヤモリ、小さな蟻、大きな蟻、青虫を家具やドアの小さな穴に蓄え中の蜂、それ以外の種類の違う蜂、何種類かの蛾、蝶々、カナブン。カブトムシの死体、本のページの間にいた小さな虫、、、、今日出会った生き物はそんなところです。 

061002miwa

 たまに蛇やさそり、ムカデも出ますし、手のひらを左右合わせたような大きな茶色い蛾もいます。親指ほどの太さの15センチはありそうな青虫や、長さ20センチはあったナナフシを見た事もあります。何故なのかわからないのですが村中の犬がいっせいに狼のような遠吠えをしたり、ミミズクがお台所の天井桟に止まっていたり、部屋の中まで蛍が入ってくる事もあります。
 茶色や黒、ダンダラ縞のゴキブリも年中います。でもこれら生き物がまったくおらず、虫の声や鳥のさえずりも聞こえない人間だけの地球を想像してみてください、さぞかしつまらないでしょう。生き物万歳!!では今夜もカエルの合唱とヤモリのさえずり(?)を聴きながら我が家の4匹の猫と一緒に「おやすみなさい!」

記 名取

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2006年10月 2日 (月)

タイで犬に噛まれたら

 先月、近所の大型犬に右足ふくらはぎを噛まれた。その傷を見たタイ人スタッフから、「すぐに石鹸でゴシゴシ良く洗いなさい!そしてすぐに病院へ行って注射を打ちなさい!」と言われ、石鹸でゴシゴシはさすがに痛いから消毒だけして、まずは病院へ行った。
 受付で「犬に噛まれたんですけれど・・・」と言うと、石鹸で洗った?とまた聞かれ奥の部屋へ通された。その部屋は「ER」、つまり24時間救命救急センターなのだが、あのテレビドラマ「ER」のような緊迫感が皆無で、なんともノンビリした雰囲気。ベッドのシーツや枕は「絶対ここには横にならないぞ!」と思うほど汚い。こんなにノンビリ暇そうにしているのなら、ベッドのシーツを換えるとかすれば良いのに・・と勝手に怒っていた。私が座ったベッドの横では、緊張感なく傷を縫っている先生が居た。この先生は嫌だな・・と思ったら、このERにはその先生しか居なかった。
 待っている間、暇を持て余している看護士たちから「日本人?犬に噛まれたの?石鹸で洗った?」と何度も聞かれ、タイで犬に噛まれたら「まず石鹸で洗う」ことがとても重要らしい。
 結局消毒して狂犬病の注射を打つことに。とても大柄で怖い顔の看護婦さんがグーで握った注射を腕に突き刺した。そして終わったらその注射器を私の座っているベッドにブスっと垂直に突き刺して腕を揉んでくれた。怖かった・・。(この看護婦さん、顔は怖いが気持ちは優しい人なのだと後日分かることに)なんだかたくさん薬をもらい、合計4本の注射を打ちました。
061003  そしてもう一つ。「タイで犬に噛まれたらお寺にタンブンにゆきなさい」と言われ、初めて自分のためにお供え物セット(サンカターン)を購入した。洗剤、トイレットペーパーなどの日用品とママー(インスタントラーメン)やお菓子などがほどよく詰まった見栄えの良いものを200バーツで購入し、その中にさらにお布施を入れ、お坊さんが1人だけのナンプレー寺へ。女性が直接お供え物をお坊さんに渡すことは禁じられているので布の上に置いて差し出す。横座りして手を合わせ目を閉じて聞いたお経はなんとも心地よいリズムで気持ちが落ち着いた。
 幸い噛まれた犬は野良犬ではなかったので大事にはいたらなかったが、タイでは注射も何もしていない犬がウヨウヨしている。歩いている時にたくさんの犬に吠えられても目をあわせずそのまま通り過ぎればまず噛まれることはない。しかしもし不幸にも噛まれてしまったらまず石鹸でゴシゴシ洗い(これは?ですが)、すぐに病院へ行き処置を受け、そしてお寺にタンブンに行きましょう!
 余談ですが、タイでは自分の敷地以外のところで自分の飼っている犬が人を噛んでしまったら、素直に謝り治療代を払わなくてはならないという法律がある。それを怠ると警察沙汰になる。

記 麻生

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2006年9月28日 (木)

チェンマイの愉しみ・マッサージ編

 チェンマイに暮らすようになって、身近な存在になったのがマッサージ。こちらは首都バンコクよりかなり物価も安いので、マッサージも手頃な価格で楽しむことができます。お店も、スパと一体になった高級店から、ナイトバザールやサンデーマーケット(夜市)に出る屋外マッサージまで選択肢は様々。私が時々行くお店は、二時間のコースが400バーツ。こちらの物価だとそれほど安くは無い金額ですが、日本円でわずか1300円程度でゆったりマッサージが受けられるのだから嬉しいもの。マッサージの後風にふかれながら屋外で飲むお茶の美味しいこと!マッサージ師さんとの他愛のないおしゃべりも楽しみの一つです。

  私は結構「揉み返し」というか、マッサージしてもらったあとの疲れや痛みが出やすいたちなので、よく受けるのは30~40分のフットマッサージ。マッサージを何度か受けてつくづく思うのは、自分に合ったマッサージ師さんと出会えるかが、やはり一番大事、ということ。高いお店だから、いいと言われているお店だから自分に合うとは限りません。私が今まで受けた中でベスト1、2を争う気持ちの良いマッサージをしてくれたのは、サンデーマーケットの屋外フットマッサージ屋のお姉さんでした。

 チェンマイにはマッサージを習いに世界各地から人が訪れるそうで、バーンロムサイのスタッフにも、マッサージを習ったことのあるメンバーがいます。時々「練習台になってくれる?」との嬉しい申し出をもらうことも。テラスでマッサージをしてもらうのですが、バーンロムサイの緑の中で、そよそよ夜風に吹かれながら仕事の後にマッサージしてもらう時間は、至福のひと時。

  まだチェンマイにいらしたことのない方も、是非こちらのマッサージをお試し下さい…!

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記 春子

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2006年9月26日 (火)

蚊との戦い

 バーンロムサイとその周りはたくさんの緑に囲まれた自然溢れるところ。それゆえ蚊も多い。小さなシマ蚊から大きなやぶ蚊まであらゆる蚊が今日も血を求めてさまよっている。

 私は3年前デング熱にかかり、かなり痛い目にあった。それはデング蚊に刺されてから1週間以内に発病する熱病で、同じデング熱でも型がいろいろあり症状も違う。私の場合は高熱とともに白血球と血小板の数値が血液内でどんどん下がり、出血したら止まらなくなるかもしれないというもの。病院に行ったら即入院で、熱も下がらず、関節痛で夜も眠れない、出血の可能性があるので歯磨きは中止、血小板の輸血、まずい病院食のタイ料理、、、と結構涙ものだった。また同じ型のデング熱にかかると一層大変なことになるらしいので、デングキャリアとしては蚊に十分注意が必要だ。

 私の家は周りを緑たくさんの空き地に囲まれている。この前は庭にコブラも出たし、テラスにヒルもいたし、サソリモドキというサソリに似た変な生き物も台所に出た。それらは接触しなければ何もして来ないから逆に安全。しかし蚊は違う。蚊はチャンスを見計らって私たちを狙っている。蚊が大量発生したときや、1匹の蚊の音に眠れないとき、蚊でいつも不快な思いをしていた。

 0925 しかしこのラケット型の武器に出会って、私たち一家の生活は一変した。非常に強い味方蚊取りラケットを片手に、蚊を待つようになり、蚊を見つけると喜び、蚊が捕らえられると至福を味わうようになった。このラケットのネット面はボタンを押すと電流が流れ、蚊が感電死する仕組みになっている。この間は大きなやぶ蚊の大群が発生し大興奮の我が家。300円足らずのこの武器で、私たちは救われたのである。

記 美和子

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2006年9月14日 (木)

チャームック

 市場をはじめ、町中のいろいろなところに「チャームック」とタイ語で書かれた、タピオカ入りのジュースを売っている屋台がある。お祭りやイベントなどにも必ずいるのがこの屋台。屋台の前面に、コーヒーをはじめ、紅茶に緑茶にココア、オレンジやライム、イチゴにスイカにメロンなどのフルーツなど、ここに書ききれないほどのものすごい種類の粉が置かれている。Photo_24 注文すると、その粉、シロップ、水などをシャカシャカとシェイクし、タピオカと氷のたっぷり入ったカップに入れて出来上がる。 ホーム近くのハンドン市場の屋台では、ドラえもんの人形がシャカシャカシャカシャカと振ってくれるのがおもしろい。1杯10B(約30円)なのだが、このお店では5Bの追加で、クッキーや生クリームなどのトッピングもできる。

 以前はホームで、現在は自宅で縫製の仕事をしているニットさんの家は商店。お店の前にはこのチャームックの屋台がある。縫製の仕事の合間にニットさんはチャームックを売っているのだ。ムックとはタピオカのこと。チャーは液体なのだが、その正体は数人のタイ人に聞いたが、結局ここで説明できるほど詳しくはわからなかった。しかし、ニットさんいわく、「実際にはこのチャーを入れていないところもあるのだけれど、このチャーを入れるからおいしいのよ。」とのこと。発注や受け取りにニットさんの自宅まで行くと、ニットさんはしっかりとチャーのはいったジュースを作ってくれる。天気の悪い日はあまり売れないからと屋台を休んでいるのだが、そんな日は本当にがっかりというほど、このチャームックが楽しみなのだ。くまの顔を縫ってくれるプラニーさんも、時々お姉さんのチャームックの屋台を手伝っている。ボーイの学校の友達のお母さんもこの屋台をやっていて、学校の母の日のイベントや、陸上大会でチャームックを売っていた。

 身近な人達も売っているこのチャームック。チェンマイの暑い日差しの中で仕事をしていると、ついタピオカの入ったこの少し甘めのコーヒーなんかが飲みたくなってくる。

記 寛人

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2006年9月 8日 (金)

発展するチェンマイとその裏側

 ここ数年、タイの第二の都市でもあり、古都の面影が強く残っているチェンマイが変わってきている。特に最近、中心部には今までにないようなスタイリッシュホテルが出来たり、こんなに近くにたくさんあっても・・と思うほどセブンイレブンが目立つ。
 車事情も大きく変わっている。以前はピックアップトラックばかりだったのが、セダンやワンボックスカーが増え、最近はベンツなど日本車以外の高級外車もやたらと目に付く。もちろん車の量も増え交通渋滞もひどくなった。これだけガソリン代があがり、さらに車と携帯電話の値段はタイの中でも特に高いにもかかわらず、殆どの人が携帯を持ち、車を持っている人も決して少なくない。どうやって買っているのか不思議だ。
 Photo_23 チェンマイの青山通りと言われるニマンヘミン通り。ちょっと見ない間にスターバックス、TSUTAYA、ネットカフェやレストラン、モールが新しく出来、観光客よりも近くのチェンマイ大学の学生など、タイ人のお洒落な若者で賑わう一角となってきた。今年の11月には世界中から多くの人が訪れる花万博がチェンマイで開催されるので、空港の増築や新しいホテル、ショッピングモールなど急ピッチで建設をしている場所が目立つ。

 その裏側には、立ち並ぶビルの谷間に埋まるように建つバラック小屋に貧しい人々が住み、タイ北部が抱える麻薬、幼児売春、ストリートチルドレン、そしてAIDSの問題が決して良い方向に向かっているわけではない。私たちの住むナンプレー村でも、電気もない生活をしている貧しい人たちがたくさんいる。もちろんHIVに感染している人や麻薬に手を出す人も後を絶たない。
 ここ最近チェンマイはアンバランスな発展の仕方をしている気がする。古都の面影を、文化を大切に残し、無理のない発展の仕方をして欲しい。大好きなチェンマイだから。

記 麻生

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2006年8月10日 (木)

ソンテウ

   最近ではチェンマイでもタクシーやバスを目にするようになってきたが、やはりチェンマイの人々の間で最も一般的な公共交通機関といえばソンテウである。ソンテウとは、ピックアップトラックの荷台を人が乗れるように改造した乗り合いバスのことだ。
   このソンテウは、だいたいのルートが決まっており、そのルート内ならどこでも乗り降りできる。バス停のようなものはなく、乗る時には手で合図をして車を止め、降りる時には車内に付いているブザーを押して運転手に知らせるのだ。
 ソンテウは赤、黄色、青、緑、白、オレンジと行き先によって色が違う。市内を走っているのが赤いソンテウ。その他の色は郊外行きの長距離ソンテウで、これらはほぼ路線バスのような感じである。
 ちなみにバーロムサイのあるハンドン方面へのソンテウは黄色で、市内からハンドン市場まで(約15㎞)は12バーツ(約36円)で行くことができる。

1_2 5_3   普段は車とバイクで移動するため、このソンテウに乗る機会はほとんどないのだが、先日車を修理に出した帰りに久々にこのソンテウに乗った。
 そのソンテウの中では、乗り合わせた人達が話をしたり、新しく人が乗ってくればみんなで詰めて席を作ったり、おばあちゃんが降りる時には、若いお兄さんが荷物を降ろすのを手伝ったりと、とても暖かい空気が流れていた。

 日本にはないこのソンテウという乗り物。チェンマイにいらした際には是非とも試していただきたい。

記 寛人

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2006年8月 7日 (月)

瑞穂の国から

 チェンマイ市内から車で30分ほど走ったところにあるバーンロムサイ。チェンマイは都市化が日々進んでいるが、バーンロムサイ周辺はまだまだ自然が豊か。遠くに山が見え、草原が広がり、牛が草を食んでいるのどかな景色を見ることが出来る。

なかでも、いつ見ても見飽きず美しいのが「田んぼ」の風景だ。バイクで風を切って田んぼの中の一本道を走れば、たくさんのトンボ達が飛び交って、日本の田舎にいるような錯覚を覚える。昨日までは泥水をたたえた沼地だった場所で、今日は早苗が風に揺れている。

Photo_18

 タイのお米の生産量は世界第6位(日本は第9位だそう)、輸出量世界第1位を誇る米どころで、熱帯性の気候を生かして、一年中お米が栽培されているそうだ。黄金色に実ったイネを収穫している横で、植えたばかりの青々した苗が風になびく…日本では見ることの出来ない、そんな光景も見ることが出来るそう。
 とれたお米は、そのまま食べるだけでなく、クイッティヤオ(米粉の麺)、ライスペーパー、健康飲料にと様々に形を変えて食卓に登場する。昨日のホームの昼食、豚肉とハーブを和えたおかずにも、炒って香ばしくした米を細かく挽いたものが混ぜてあった。

目で見て、口で味わって…タイも「瑞穂の国」、そんな風に実感する毎日だ。

記 春子

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2006年7月10日 (月)

雨季の魅力

 Photo_6 バーンロムサイの芝はほんとにきれい

 日本にいる時、雨季のイメージは雨がたくさん降って、曇り空の日が続いて、日本の梅雨みたいなものが半年も続くなんて、、、と思っていた。でもチェンマイに来てから、雨季は嫌いな季節じゃないことがわかった。

 日本の梅雨のようにしとしと降ることもあれば、ドリフのようなバケツひっくり返した雨が降ることもある。雨を楽しむことができる時って自分の中に少し余裕があるときだったりする。それは使うタオルとか、下着、明日の制服が十分あり洗濯しなくてもよい時、外に買い物行かなくてもいいという時などなど、そんなちっぽけな余裕なんですけど。

 さらに雨季は空が面白い。遠く向こうの山まで見えて、もくもくの雲がたくさん出ていて、ここは大陸なんだなとふと思うと、なんだか想像はヒマラヤを超えて、アフガニスタン、トルコ、ヨーロッパへ、、、この大陸の先の先まで行ってしまう。

 今バーンロムサイの庭にはラムヤイ(竜眼)の実がたくさんあって、仕事の合間に子ども達と競い合いながら、大人気なくむさぼり食べた。雨季はトロピカルフルーツがおいしい、それが一番の理由かもしれない。

Photo_5 艶やかなラムヤイの果実

記:美和子

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